同じ専業主婦の学生時代の友人、ランチ代をすべて支払うと言い出しました。
しかも、連れて行ってもらったレストラン、ランチでもとても高い値段のお店なのです。
同じ主婦、旦那さんもそんなにいい稼ぎではなかったはずです。
なのに、よくこんなレストランのランチをご馳走できるなと驚きを感じたのでした。
「ちょっと、なんでこんな高級なランチを?生活費大変でしょ」
「心配しないで、その話もしっかりしてあげるから」
なぜか上機嫌でした。
「宝くじにでも当選したの?」
「それよりもずっと確率の高い良い関係を作っちゃったから」
「まさか愛人契約?」
「多分想像しているのとはちょっと違う」
なにを言おうとしているのかよくわかりませんでした。
確かにそこのランチは美味しく、久しぶりに高揚感を感じてしまっていました。
食事が進んでいくと、ご馳走できる理由を語り出してくれました。
「実はね、デート援の相手を見つけられてね、定期的な収入になってるんだよ」
「それって、よくわからない」
「つまり食事するだけでお金のもらっているの」
「ウソでしょ!」
噂には聞いていました。
パパ活って言うのはとても人気があるってこと。
でもそんな都合が良い関係、実際にあるわけないと思っていました。
ところが友人、体の関係なしでお金儲けをしていたのです。
「本当にデートするだけなんだ。ほとんどが食事ね」
「それでいったい幾らぐらい?」
「相場額だよ、2万円をもらっている。都度払いでね」
「都度2万って…」
ひたすら驚くばかりでした。
デートすることが、お金を稼ぐことになる。
借金を作ってしまった私にとって、ものすごい朗報に聞こえてしまったのです。
私もデートだけのパパを見つけられたら、借金を返済できると瞬時に思いました。